日本サッカー協会の公式アプリ「JFA Passport」への不正アクセス

カテゴリ
不正アクセス
タグ
国内
目次
  1. 経緯
  2. 影響範囲
  3. 対応と現状
  4. 未公表の事項
  5. 注
  6. 出典
  7. 更新記録

日本サッカー協会(JFA)の公式アプリ「JFA Passport」に、2026年10月17日3:25頃から19:00頃まで第三者による不正アクセスがあり、JFAはアプリの機能の一部を一時的に停止した⁠[1]。10月21日の第2報でJFAは、調査の結果「本件に起因する個人情報の漏えいは確認されませんでした」と説明した⁠[2]。アプリは10月22日に全ての機能で再開した⁠[3]。

経緯

JFAの10月18日の第一報によると、不正アクセスを検出した後、アプリのサービス提供会社と連携して、不正アクセス経路の遮断などの被害拡大防止策を講じた⁠[1]。この対策に伴い、アプリの一部サービスが使えない状態になった⁠[1]。第一報の段階では、個人情報を含む利用者情報への影響を調べており、影響範囲などの詳細は確認中だった⁠[1]。

第2報では、事象を「不正なアクセスを試みる攻撃」〔注1〕と呼び、利用者の安全確保を最優先に一部のシステム連携を止めて、事実関係と影響範囲を調べたと書いた⁠[2]。

目次へ

影響範囲

ITmedia NEWSは、JFA PassportはJFA IDとパスワードでログインして使うアプリで、JFA IDの取得には氏名、生年月日などの登録が要ると報じた⁠[4]。JFAが2022年11月10日にアプリを出したときの発表では、JFA IDに登録してログインすると会員証が発行され、生涯のサッカー活動を「サッカーライフログ」として記録する⁠[5]。2024年1月からは、JFA登録証(選手証/監督証、指導者証、審判証)の表示もこのアプリで利用できる⁠[6]。

第2報は、関連システムへの影響を「現時点でJFAが利用する関連システムについても、本件に起因する情報漏えいや不正利用等の影響は確認されませんでした」と書いた⁠[2]。第一報も、その時点の調査ではその他のシステムへの影響は確認されていないとしていた⁠[1]。

目次へ

対応と現状

  • 第一報で、当面の間、アプリからのログアウト、再ログイン、再インストールなどの操作を控えるよう求めた⁠[1]
  • 第2報で、システムと運用面のセキュリティ対策を強め、必要な改修と安全性の確認をしたうえでサービスを順次再開する方針を示した⁠[2]
  • 第3報で、再開後のアプリを使うにはApp StoreかGoogle Playストアから最新版へのアップデートが必要だとした⁠[3]

JFAは第3報で、一部のシステム連携の停止に加えて安全性の確認と必要な対策を進め、これらの作業が完了したと説明した⁠[3]。アップデートには「反映までに時間を要する場合があります」と添えた⁠[3]。

目次へ

未公表の事項

  • 不正アクセスの手口と侵入の経路
  • アプリのサービス提供会社の名前
  • 停止した機能の名前と範囲
  • 第一報の「不正アクセスが発生」から第2報以降の「不正なアクセスを試みる攻撃」へ呼び方を変えた理由
  • 当局への報告の有無

注

  • 〔注1〕第一報は「第三者による不正アクセスが発生しました」と書き、第2報と第3報は「不正なアクセスを試みる攻撃」と書いた⁠[1、2、3]。

出典

当事者

報道機関

背景資料

更新記録

  • 2026年10月31日:公開した。

目次へ