Cairnで組まれた攻撃基盤の/tmpディレクトリ公開
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VULONEの2026年10月19日の報告によると、Cairnで組んだ攻撃基盤のサーバーが、/tmpをポート9000のHTTPで認証なしに公開していた[1]。単独のオペレーターがLLMエージェントでアジアなどの政府・産業の標的に66の作戦〔注1〕を行い、その記録では48件が何らかのアクセスに達した[1]。Daily CyberSecurityの10月22日の記事によると、被害者の公の確認は無く、誰も訴追されていない[4]。
報告の内容
開発元のPython Software Foundationの文書によると、http.serverは本番での使用が推奨されておらず、基本的なセキュリティの検査しか実装していない[7]。既定ではすべてのインターフェースにバインドし、indexのページが無いディレクトリには一覧を生成する[7]。
VULONEは、Cairnをオープンソースの自律型の攻撃フレームワークと説明した[1]。オペレーターが標的と目的を定めると、Kaliを基にしたコンテナごとのLLMエージェントがその目的を試みる[1]。CairnのリポジトリはoriteraがGitHubで公開した[6]。
VULONEの報告では、調査はセキュリティ研究者の@TheM3gatr0nがXで寄せた情報提供から始まった[1]。M3GATR0N(@TheM3gatr0n)は、行為者を作業名UNC-CAIRNで呼ぶ報告で、APACでホストされた不審なVPSを日常的に調べるうちに、非標準のポートでオープンなステージングディレクトリを見つけたと記した[2]。
/tmpの公開とファイルの中身
VULONEによると、サーバーのIPアドレスは202.61.139[.]15で、AS152194(CTG Server Ltd、シンガポール)〔注2〕のものだった[1]。認証のほか、IPアドレスの制限もレート制限も無かった[1]。同じディレクトリは、オペレーターが管理する2つ目のアドレス202.61.139[.]137でも同じ一覧で公開されていた[1]。2つのアドレスは、TLSの待受が同じ自己署名の証明書(CN=202.61.139.15。有効期間は10月3日〜5日だけ)を提示することで結び付いていた[1]。
公開ディレクトリには339のファイル〔注3〕があり、VULONEはこれを保全してハッシュを取った[1]。
| 区分 | ファイル | 資料 |
|---|---|---|
| エクスプロイトのツール | i051_shock_rce.py(SMTP経由のShellshockのキット)、MssqlProbe.java、sakip_i061.tgz、案件ごとのスクリプトと探査 | [1] |
| 認証情報の処理 | cred_scan.py、config_cred_scan.py | [1] |
| 基盤の保守 | cairn_guard.sh、cairn_disk_guard.sh | [1] |
| 運用ログ | HTTPのアクセスログ、待受の記録、タスクごとの証拠ディレクトリ | [1] |
| 設定 | 設定の断片 | [1] |
ファイルは稼働中の被害ホスト、有効な認証情報、進行中のキャンペーンを参照していた[1]。公開の期間には、クラウドのスクレイパーやTorの出口ノードなど19,307の一意のIPアドレスから、75万3,000件超の要求があった[1]。
VULONEが収集していた間に、同じデータベースファイルを取得した別の者が少なくとも1者いた[1]。オペレーターの送出先はツール全体にハードコードされ、ツールが接触した先のシステムには、どれもC2サーバーのアドレスが伝わっていた[1]。作戦の多くは、タスクのデータベース、ログ、シェル履歴という基盤側の記録にも平文で残っていた[1]。
基盤の構成と計算資源
VULONEの報告では、基盤はVPS上の1つのディスパッチャーが短命のKaliのワーカーコンテナ群を動かし、各コンテナがLLMゲートウェイと通信する構成だった[1]。状態の保持には単一のSQLiteのデータベースを使っていた[1]。ワーカーはホストのネットワークで動き、作戦の期間に最大116、同時に数十が稼働した[1]。ディスパッチのログは229,828件で、約4.5秒に1件の割合が12日間続いた[1]。
rootのシェル履歴には、リバースシェルの待受、大量メール送信のスクリプトの試験、特定の被害者への攻撃の実行と、タスク画面を手動で繰り返し確かめた跡が残っていた[1]。監視のスクリプトのうちcairn_guard.shは、メモリが上限に近づくとディスパッチャーを再起動する[1]。cairn_disk_guard.shは15分ごとにワーカーの一時領域を掃除し、コメントは簡体字で、残すディレクトリには「攻击证据」(attack evidence)のラベルが付いていた[1]。
VULONEによると、ワーカーが使ったモデルは、ローカルで動くゲートウェイを経由した単一の「global:deepseek-v4.1-flash」だった[1]。ゲートウェイのキーの1つは36,771,234,882トークンを処理した[1]。オペレーターは計算資源の費用を、6つのサブスクリプションのアカウントと、毎日チェックインする16のCodeBuddyのIDでまかなった[1]。
サブスクリプションは月額のLLMのプランで、9月下旬に数日のうちに一括で登録された[1]。予定されたタスクがCodeBuddyのIDごとに毎日約30クレジット、合わせて毎日約480クレジットの無料の計算資源を得ていた[1]。少なくとも2つの別のLLMサービスの認証情報も予備に使われた[1]。CodeBuddyのアカウントを中継して切り替えるソフトウェアは、オペレーターが第三者のオープンソースを改変したものだった[1]。
M3GATR0Nは、基盤が盗まれた2つのCline Passのサブスクリプションを通じてDeepSeek v4.1-flashを使い、発見時の残額は合計約$9,989だったと記した[2]。
オペレーターの指示と手口
VULONEによると、ログにはオペレーターがエージェントに与えた指示が残っていた[1]。典型的な目標の定義は、webshellかOSコマンドの実行を得ることを完了の条件とし、管理画面やアプリの権限だけでは完了としない[1]。ほかの指示は、動いているshellをPOSTだけでコマンドを受ける形に変えることや、成功の後に証拠のディレクトリを消し、目立たないファイル名を使うことだった[1]。
ディスパッチャーのプロンプトの雛形にはすべて、「最高红线」(highest red line)と記した同じ規則があった[1]。規則は中国語を禁じ、英語とASCIIだけを使うよう定めていた[1]。対象は、標的に送るURL・ヘッダー・cookie・GETとPOSTの本文・SQLとコマンドのペイロードと、被害システムに書くスクリプト・webshell・一時ファイル・ファイル名・コードのコメントだった[1]。ワーカーはこの規則を自ら守っていた[1]。
VULONEは、被害側のホストに残る言語の痕跡は作り出せるとした[1]。この活動については、人が目標と制約を定め、列挙・侵入・侵入後の収集の大半をエージェントが行う形と評価し、完全に自律した行為者でも手作業の人でもないと述べた[1]。
VULONEの報告では、作戦は一貫して中国語で、タスクのヒント、スクリプトのコメント、コミットのメッセージは簡体字だった[1]。手口は公開のエクスプロイト、既定の認証情報、版の照合で、独自の研究は無く、意味のある運用上の秘匿も無かった[1]。オペレーターは10月5日、ケニアのモバイル回線を使い、自分の公開ディレクトリからchat.sh、chat_setup.sh、監視スクリプト、LLMの生のストリームの記録を取得した[1]。
VULONEの評価では、C2の基盤は単独のオペレーターかごく小さな集団のもので、その確度は高い[1]。調べた成果物に国家支援の証拠は無く、回収したものに国家のプログラムと一致するものも無かった[1]。身元の評価は限られるとしたうえで、中国と関係し、中国語を話す、金銭目的のオペレーターだとした[1]。政府の標的の一覧は国家的に重要で、この種のアクセスへの国家主体の関心は外からは排除できないとも述べた[1]。
Gambit Securityが公表したSOULのキャンペーンと比べ、VULONEは、同じ攻撃エンジンと同じモデルの割り当てを使う同じツールの生態系であることを高い確度とした[1]。同じキャンペーン(基盤・被害者・データの共有)は支持されず、同じオペレーターは可能だが未証明とし、防御側に2つを混ぜないよう求めた[1]。M3GATR0Nは、成果物は一貫して簡体字で、広東語や繁体字は無かったとした[2]。消費者向けの機器から国家の基盤より個人か小さなチームの運用が考えられ、金銭目的と整合し、執筆時に公に追跡されていたどのグループとも一致しないと評価した[2]。
標的と記録された結果
| 結果 | プロジェクトの数 | 資料 |
|---|---|---|
| rootかSYSTEMの権限に達した | 6 | [1] |
| root以外の権限でコマンドの実行に達した | 39 | [1] |
| webshellの段階に達した | 3 | [1] |
| アクセスに達しないまま尽きた | 10 | [1] |
| 得ていたアクセスを失った | 1 | [1] |
| 作成されたが始まらなかった | 7 | [1] |
| 国 | 標的 | 記録された手口と結果 | 資料 |
|---|---|---|---|
| ベトナム | mod.gov.vn(国防省のサブドメイン) | 認証なしのRBACの迂回と任意のファイル書き込みで、Kubernetesのpodの中のroot | [1] |
| ベトナム | mps.gov.vn(公安省) | PL/SQLインジェクションで、Oracleのデータベースのホストでコマンド実行 | [1] |
| ベトナム | bocongan.gov.vn | 匿名FTPの書き込みとMSSQLのxp_cmdshellで、webshellとコマンド実行 | [1] |
| ベトナム | nso.gov.vn(統計総局) | ViewStateのデシリアライズで、POSTのwebshell | [1] |
| ベトナム | moha.gov.vn | root | [1] |
| ベトナム | dongnai.gov.vn | JBoss SeamのELインジェクション(CVE-2010-1871) | [1] |
| ベトナム | hatinh.gov.vn | DirectusのSQLインジェクションからOSの実行 | [1] |
| ベトナム | icomm.vn | SSRFのプロキシ経由で内部のNiFi | [1] |
| 台湾 | ly.gov.tw(立法院の法律システム) | CGIのコマンドインジェクションで、uid=2(daemon)としての実行 | [1] |
| 台湾 | moj.gov.tw(法務部の下部機関) | 認証なしのファイル管理のアップロードからwebshell | [1] |
| 台湾 | mjib.gov.tw | 古いCentOS上の第三者のベンダーのアプリケーション経由 | [1] |
| インドネシア | bin.go.id(国家情報庁) | SSRFの連鎖でコマンド実行と、政府のアカウントのメールボックスへのアクセス | [1] |
| インド | cdac.in(C-DAC) | WSO2 API Managerの管理画面の既定の認証情報admin/adminで成功 | [1] |
産業の標的でVULONEが最も完全な侵害としたのは、台湾の大量メッセージ配信基盤Every8D(teamplus.com.tw)だった[1]。キットはSMTP経由でShellshock(CVE-2014-6271)を悪用し、RHEL5の時代のメールゲートウェイでuid=510(vpopmail)として実行した[1]。メールの検査はRCPT TOの行を見ていなかった[1]。キットはさらにホストの偵察、Apacheの設定の窃取、内部のMSSQLの認証情報の取得を行い、118件の送出でC2の待受に送っていた[1]。
| 標的 | 記録された手口と結果 | 資料 |
|---|---|---|
| China Airlines(china-airlines.com) | 記録は1,001件。ベンダーのJSPのshell(uid=1007)を保持したが失った。メモには貨物関連のシステムへの到達の試みがあった | [1] |
| Air India(airindia.com) | 貨物システムiCargoの認証なしのJavaデシリアライズから、webshellとコマンド実行 | [1] |
| juspay.in | Eulerの加盟店のセッションからコマンド実行 | [1] |
| dosfarma.com | MagentoのStyleSmugglerの連鎖でroot | [1] |
| hertz.com | WebFOCUSのサーバーでuid=1100としてコマンド実行 | [1] |
決済と小売の標的として、VULONEはほかにmysmartmove.com・paymore.com・pcprotect.com・totalav.com・fortunecoins.com・theograce.com・paulandshark.com・stellarinfo.com・harddiskdirect.com・budypay.com・livegoodinc.comを挙げた[1]。同じ区分にはbokla.me・johnnywas.com・postable.com・trymiamimd.com・fluidstack.io・everymarket.com・ntc.net.np・highspeed.com.tr・highspeed-sy.com・nextgennp.co・otazujewelry.com・rogarii.comもあった[1]。
公開ファイルには、データベースからは消えていたそれより前の作業の痕跡もあり、Huffy / Buzz Bicyclesの環境と、flyertalk.com・internetbrands.com・webmd.comが含まれていた[1]。これらについては、流出した管理者の認証情報とCloudflareを迂回した内部のSSRFを記し、shellには至らなかったとした[1]。偵察の段階の活動は、stiga.com・carsdirect.com・autos.com・officite.com・apartmentratings.com・atco.co.ukに及んだ[1]。
VULONEが事例として取り上げたのは、Huffy(huffy.com)と姉妹ブランドのBuzz Bicycles、Batch Bicyclesが共有するAdobe Commerce(Magento)の環境だった[1]。本番と検証のホストは、すべて侵害を受けた[1]。オペレーターは環境のREST APIで管理者レベルのアクセス(CMSの読み書き、設定、顧客アカウントのデータ)を持ち、shellを狙った試みはすべて失敗と自ら記録していた[1]。
確認された侵入では、オペレーターの収集スクリプトが内部ホストの列挙、平文のデータベースの認証情報、管理APIのトークン、メールシステムに関する設定、届く範囲のソースコードを集めた[1]。VULONEは特に、被害者のRedis podでcronが確立し、オペレーターの待受が受けたrootのリバースシェルと、収集時にまだ有効だった盗まれた管理トークンを挙げた[1]。
時系列
| 日付 | 主体 | 内容 | 資料 |
|---|---|---|---|
| 2026年 | - | キャンペーンが始まり、ベトナムとインドネシアの政府の標的への作戦があった | [1] |
| 2026年 | - | ディスパッチャーのログが始まり、Dockerイメージoritera/cairn-worker-containerが取得された | [2] |
| 2026年 | - | 台湾の国家機関(立法機関、法務部、情報機関)への作戦があった | [1] |
| 2026年 | - | フィンテック、航空、クラウドの標的への作戦があった | [1] |
| 2026年 | - | PythonのHTTPサーバーが起動し(時刻はUTC)、ホストの/tmpの公開が始まった | [1] |
| 2026年 | - | ベトナムへの2回目の作戦と、約25のECサイトへの一斉の作戦があった | [1] |
| 2026年 | - | ディスパッチのログの最後の記録があった | [1、2] |
| 2026年 | M3GATR0N | 公開されていたステージングディレクトリにアクセスし、報告に着手した | [2] |
| 2026年 | - | 最後のプロジェクト(cdac.in)が作成された | [1] |
| 2026年 | - | /tmpの公開が終わった | [1] |
根拠と範囲
VULONEは情報提供を受けて公開ファイルを取得し、許可の下で(under authorization)ホストにアクセスした[1]。基盤が攻撃先から作業を隠すよう作られており、侵入の経路を公表する理由は無いとして、ホストへのアクセスの方法は公表しないとした[1]。
VULONEの報告では、収集はディスク全体の複製ではなく対象を絞ったもので、ホストのログは読む以外の操作をする前に複製を残した[1]。保全したのは作戦のデータディレクトリ(42プロジェクトのAIセッションログ11,180件を含む)、ホスト側ファイルシステムのうち関係する部分、コンテナのストレージで、検証とハッシュを済ませたアーカイブは16.4 GBになった[1]。コンテナの層からは、ホストで削除されたタスクの証拠ディレクトリの約127万ファイルを復元した[1]。
アーカイブはgzipの整合性を確かめ、SHA256のハッシュと時刻を記録し、証拠は法廷で使われうる前提で扱った[1]。残っていた送出のログと待受の記録で最も強い事例を裏付けたうえで、VULONEは被害側の検証を通知と法執行の仕事だと述べた[1]。
M3GATR0Nは報告で、オペレーターのネットワークの指標(IPアドレス、ポート、TLS証明書のハッシュ)をすべて載せ、被害組織の名と認証情報を伏せた[2]。回収した成果物から4つの被害環境を特定し、攻撃スクリプトに埋め込まれたオペレーターのSSHの認証情報も見つけた[2]。
M3GATR0Nが挙げた被害環境には、米国のスポーツ用品のEC(Magento 2.4)、台湾の大量SMS・企業向けメッセージ配信の事業者、GCPのマルチテナントのSaaSがあった[2]。5つ目の欧州の園芸・屋外動力機器のメーカーは標的にされたが、一部しか特定できなかった[2]。台湾の事業者では、vpopmail(uid=510)としてのRCEの後、権限昇格を4回試みてすべて阻まれたとした[2]。
説明の食い違い
VULONEは、Cairnを公開のコンテナイメージと数百のフォークがある公開のソフトウェアとした[1]。ツールの使用で作者は分からず、調査でCairnの保守者とオペレーターを結び付けるものは無いと明記した[1]。M3GATR0Nの記述では、Cairnは完全に独自の自律型の侵入基盤で、既知のオープンソースのペネトレーションテストのフレームワークの改変版でも攻撃用に転用した版でもなかった[2]。
VULONEは、調べた成果物に決済カードの大量窃取や破壊的な活動の証拠は無かったとした[1]。この記述はこの証拠の範囲についてのもので、オペレーターが別の場所でしたことのすべてには及ばないとも断った[1]。M3GATR0Nは、米国のスポーツ用品のECの決済カードのストリームデータがオペレーターのサーバーにあることを確認した[2]。
M3GATR0Nは窃取を確認したものとして、ほかに顧客の平文の認証情報、Magentoの管理トークン、GCPのサービスアカウントの秘密鍵、MSSQLの認証情報、台湾の企業向けメッセージ配信事業者の内部ネットワークの構成を挙げた[2]。構成の情報には、2.35 GBのメール中継のメールボックスと本番のSQL Server 10台が含まれていた[2]。
同じ時期の別のクラスタ
NorForgeの2026年10月19日の報告によると、悪意ある活動に関わるとみられる公開されたCairnのパネルは20超あった[3]。そのうち別のクラスタのAIA0001(AS56594)は、主に米国、日本、オーストラリアを標的にしていた[3]。NorForgeは、攻撃者が帯域外の試験のため高いポートでWebサーバーを時々開き、その短い時間はAIワーカーの作業ディレクトリ(working directory)を閲覧できると説明した[3]。AIA0001のホストの1つでは、少なくとも1回これが起きた[3]。
Gambit Securityの2026年9月22日の報告によると、金銭目的の行為者がStrix・Cairn・HermesのオープンソースのAIハーネスでオンライン小売を攻撃していた[5]。行為者は9月10日〜15日だけで105の攻撃プロジェクトを起動し、少なくとも27社を程度の差はあれ侵害した[5]。
関係者の対応
VULONEの説明では、報告に記したのは侵入の経路でなくアクセスで、技術面の詳細は影響を受けた組織へ直接知らせた[1]。アカウントプールの背後のIDと課金の記録は、VULONEの評価では最も有望な特定の手掛かりだった[1]。この記録とオペレーター側のIPアドレスは、事業者側の法的手続きの事項として関係先に照会した[1]。通知に応じた被害側のインシデント対応者には、報告の謝辞で謝意を示している[1]。
未公表の事項
注
出典
調査・観測
- [1]VULONE『China-Linked Hackers Targeted Governments Across Asia. We Hacked Their Infrastructure.』(2026年10月19日公開)
- [2]M3GATR0N『Operation CAIRN: Technical Analysis of an Autonomous AI-Driven Intrusion Campaign』(公開日不明、2026年11月1日閲覧)
- [3]NorForge Inc『Inside Cairn: Open Windows into massive AI-Driven Cyber Operations』(2026年10月19日公開)
報道機関
- [4]Daily CyberSecurity『China-Linked Operator Used AI Agents to Breach 48 Government and Corporate Targets Across Asia』(2026年10月22日公開)
背景資料
- [5]Gambit Security『AI Agents Are Hacking Online Retailers for $25 a Company』(2026年9月22日公開)
- [6]oritera『GitHub - oritera/Cairn』(公開日不明、保存記録のみ) 保存記録
- [7]Python Software Foundation『http.server — HTTP servers(Python 3.15.2 documentation)』(公開日不明、2026年11月1日閲覧)
更新記録
- 2026年11月2日:公開した。
- 2026年11月3日:根拠と範囲の文の言い回しを改め、報告の内容と関係者の対応の言い回し、報告の内容の小節名も改めた(事実と出典は変えていない)。
