シンテックホズミの元社員による営業秘密の漏えい

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内部不正
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製造、国内
目次
  1. 経緯
  2. 影響範囲
  3. 対応と現状
  4. 未公表の事項
  5. 出典
  6. 更新記録

共同通信によると、トヨタ自動車の子会社シンテックホズミの元社員2人が2026年10月5日、同社の無人搬送車充電装置の原価に関する営業秘密を漏えいしたとして、不正競争防止法違反(営業秘密領得、開示)の疑いで愛知県警に逮捕された⁠[1]。中日新聞によると、岡崎区検は10月15日に2人を不正競争防止法違反の罪で略式起訴した⁠[6]。岡崎簡裁は同じ日に、それぞれに罰金50万円の略式命令を出した⁠[6]。

経緯

朝日新聞の10月5日の記事では、県警が逮捕を発表したのは、ともに元社員で会社員の48歳の男性と60歳の女性で、いずれも愛知県豊田市に住む⁠[3]。逮捕容疑は、共謀の上、女性が2024年9月23日に電子データを複製して入手し、男性に漏らしたというものである⁠[3]。県警は、取引先の会社に転職していた男性が、元部下の女性に漏洩を依頼したとみている⁠[3]。社内サーバーのデータは女性のパソコンへの複製を経てクラウドにアップロードされており、男性もそこから閲覧やダウンロードができる状態だった⁠[3]。

読売新聞は、アップロード先のクラウドはシンテックホズミが取引先とデータをやり取りする際に使っており、男性も接続できたと報じた⁠[5]。

テレビ愛知によると、男性は設計部長などとして2023年1月まで、女性は主に設計部で2025年6月まで同社に勤務していた⁠[2]。男性が転職した愛知県内の同業他社では、無人搬送車の充電装置を製造していない⁠[2]。

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影響範囲

シンテックホズミは会社概要で、株主を「トヨタ自動車株式会社 70% 他」、従業員を450名と示し、本社を愛知県みよし市に置く⁠[7]。

朝日新聞が伝えた県警の説明では、原価のデータは製造に必要な商品の仕入れ先や単価の情報で、充電装置はシンテックホズミが製造、販売している⁠[3]。シンテックホズミの説明では、無人搬送車は工場や倉庫などで自動で物を運ぶ機械である⁠[3]。

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対応と現状

読売新聞は、シンテックホズミが内部調査で被害を把握し、2024年12月に愛知県警に相談していたと報じた⁠[5]。

テレビ愛知の10月5日の記事では、シンテックホズミは取材に対し、「弊社元従業員が、不正競争防止法違反の容疑で逮捕されたのは事実です」とコメントした⁠[2]。

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未公表の事項

  • 漏えいしたデータの件数と範囲
  • 男性の転職先の企業名と、その企業でのデータの利用の有無
  • 男女の認否(中日新聞の10月5日の記事では、県警生活経済課は明らかにしていない⁠[4])
  • 男女の動機と余罪の有無(テレビ愛知の10月5日の記事では、警察が調べを進めている⁠[2])
  • クラウドのアクセス権限の設定と、内部調査で被害を把握した経緯についてのシンテックホズミの説明

出典

報道機関

背景資料

  • [7]株式会社シンテックホズミ『会社概要』(公開日不明、2026年10月25日閲覧)

更新記録

  • 2026年10月25日9時9分:公開した。
  • 2026年10月25日14時30分:出典⁠[1]の注記に、配信先のURLと対にする「元のページは2026年10月25日に閲覧できない」を加えた。
  • 2026年10月25日14時32分:出典⁠[1]を、Yahoo!ニュースの配信版から、同じ共同電をデイリースポーツのドメインで読める配信版に替え、注記を「共同通信の配信」に改めた。
  • 2026年10月26日2時13分:リードの略式起訴と略式命令の文を、2つの文に分けた。
  • 2026年11月3日:経緯の文の言い回しを改めた(事実と出典は変えていない)。

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