クラブツーリズムのサーバへの不正アクセス
クラブツーリズムの2026年10月31日の発表(第1信)によると、サーバの一部への外部からの不正アクセスにより、インターネット会員として登録された情報約432万件が外部に漏えいした可能性がある[1]。クラブツーリズムは被害拡大の防止と調査のため、ホームページを停止していた[1]。
経緯
クラブツーリズムは第1信で、10月30日5時45分に外部からの不正なアクセスを検知したと説明した[1]。直ちに調査を始め、不正アクセスを受けた箇所の通信を遮断して、必要なセキュリティ対策を実施した[1]。保有する「お客様の情報の一部」が外部に流出した可能性を確認したのも、同じ10月30日だった[1]。
影響範囲
クラブツーリズムは第1信で、対象の情報をインターネット予約システムでインターネット会員として登録された情報とした[1]。項目は氏名(漢字・カナ)・国籍・性別・生年月日・年齢・住所・電話番号・メールアドレス・会員ID・緊急連絡先で、ログインパスワード、パスポート(旅券)情報、クレジットカード情報、金融機関口座番号は含まれていない[1]。インターネット会員に登録をしたことがない客の情報には影響がない[1]。「本件に起因すると考えられる具体的な二次被害」も確認されていない[1]。
対応と現状
第1信によると、クラブツーリズムは不正アクセスを受けたサーバを隔離し、攻撃元からの通信を遮断した[1]。
- 侵入経路と手段を特定し、問題点の修正と、影響範囲や同様の事象の点検などの是正対応を実施した[1]。
- 警察に相談し、個人情報保護委員会と監督官庁に報告した[1]。
- 情報が漏洩した可能性のある客に、順次連絡するとした[1]。
- 調査機関や関係機関の協力を受けながら、調査を続けるとした[1]。
クラブツーリズムは第1信で、この件に関連して電話・メール・SMS・郵便等で、クレジットカード番号・銀行口座情報・暗証番号・ID・パスワード・マイナンバー等を尋ねることは一切ないと説明した[1]。クラブツーリズムを装った不審な電話やメール、SMS等に注意し、判断に迷う場合は店頭や電話窓口、公式サイトなどで事実を確かめるよう求めた〔注1〕[1]。
クラブツーリズムをグループ会社とするKNT-CTホールディングスは、11月1日にグループ会社の不正アクセスについてお知らせを出し、第1信のURLを示した[3]。KNT-CTホールディングスは、グループ会社の管理をいっそう強化するとした[3]。
未公表の事項
注
出典
当事者
- [1]クラブツーリズム株式会社『不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせについて (第1信)』(2026年10月31日公開)
- [2]クラブツーリズム株式会社『弊社を装った不審なメール・SMSにご注意ください』(2026年11月1日公開)
関係組織
- [3]KNT-CTホールディングス株式会社『グループ会社における不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ』(2026年11月1日公開)
更新記録
- 2026年11月1日:公開した。
