セイコーマートアプリの会員情報サーバーへの不正アクセス

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目次
  1. 経緯
  2. 時系列
  3. 影響範囲
  4. 対応と現状
  5. 未公表の事項
  6. 出典
  7. 更新記録

セイコーマートのスマートフォンアプリ「セイコーマートアプリ」のサーバーを経由して、会員情報を保有するサーバーに第三者が不正にアクセスし、セイコーマートクラブ会員の情報が閲覧された⁠[1、3]。2026年10月5日の第四報では、対象はアプリに登録したことがある会員のうち574,647人分となった⁠[4]。10月26日の告知でセイコーマートは、個人情報へのアプリやインターネットからのアクセスを遮断したと説明した⁠[6]。

経緯

セイコーマートは第一報で、他のアカウントでの不正な退会などは確認されていないと説明した⁠[1]。ペコママネーの不正な利用も確認されていなかった⁠[1]。

アプリの利用規約では、パスワードとログイン用ユーザーIDは、アプリのほか「セイコーマートオンライン」「セイコーマート景品お申込み受付サイト」「クラブ会員向けマイページ」などで利用できる⁠[8]。第二報でセイコーマートは、ホームページや公式通販サイト・ネット予約サイトからのログインも、安全性の検証のため一時的に止めたと説明した⁠[2]。

時事通信は、セイコーマートを運営するセコマ(札幌市)が9月29日に発表したと報じた⁠[7]。

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時系列

時系列
日付主体内容資料
2026年9月24日-22時〜23時の間に、アカウント1件でクラブカードの退会処理が不正に行われた⁠[1]
2026年9月28日セイコーマート17時過ぎに、会員サーバーに不正にアクセスされた可能性が判明した⁠[1]
2026年9月28日セイコーマート20時に当該サーバーへの接続を止め、新規入会・会員情報変更・登録カードの変更・退会・マイページへのログイン等を止めた⁠[1]
2026年9月29日セイコーマート第一報と第二報を出した⁠[1、2]
2026年9月30日セイコーマート第三報を出した⁠[3]
2026年10月5日セイコーマート第四報を出した⁠[4]
2026年10月15日セイコーマート会員向けサービスの再開予定を告知した⁠[5]
2026年10月26日セイコーマートアプリへのログインを再開した⁠[6]

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影響範囲

表1:告知ごとの対象の数
告知数え方数資料
第一報(2026年9月29日)不正アクセスを受けた可能性のあるユーザーID数約57万アカウント⁠[1]
第三報(9月30日)不正アクセスにより閲覧されたことを確認した、アプリに登録したことがある会員572,022人分(アプリ会員の49%)⁠[3]
第四報(10月5日)アプリに登録したことがあるセイコーマートクラブ会員574,647人分⁠[4]

第一報によると、第三者に閲覧された可能性のある情報は、姓名・性別・生年月日・住所・電話番号・メールアドレス・クラブカードへの入会年月日・退会年月日である⁠[1]。パスワード情報は漏洩しておらず、クレジットカード情報は保有していない⁠[1]。第二報は、購買履歴も漏洩していないと加え、公式通販に登録して会員証(カード及びアプリ)を持っていない人を対象外とした⁠[2]。

アプリに登録していない人も対象外である⁠[3]。クラブカードを9月24日までに退会した人は、第四報で対象に含まれないとされた⁠[4]。

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対応と現状

第三報でセイコーマートは、個人情報保護法に基づき行政当局へ報告を行ったと説明した⁠[3]。外部調査会社とともに、不正アクセスの経緯や影響範囲を調べている⁠[3]。

第四報では、全てのアプリ会員に、個人情報閲覧の対象の有無をアプリのお知らせで10月5日から通知する⁠[4]。アプリ・WEB上での新規入会、会員情報閲覧・変更、登録カードの変更の機能は終了し、店舗かアプリ・WEBのフォームで受け付けてセイコーマートが変更する⁠[4]。10月15日の告知は、個人情報をアプリ・WEBサイト等から閲覧できない仕組みへ移し、マイページからの会員情報閲覧・会員情報変更・退会も廃止するとした⁠[5]。代わる機能は、導入の目途が立ったら知らせる⁠[5]。

10月26日の告知でセイコーマートは、今回の不正アクセスを受けてセキュリティ強化のための仕様変更を行ったと説明した⁠[6]。主な変更点は、ログインの要件、個人情報へのアクセス、アクセスの監視に関するものである⁠[6]。

  • アプリへのログインに認証の要素を足し、ログインの要件を引き上げた⁠[6]
  • 第三者にログインされても、個人情報が閲覧されることはない⁠[6]
  • アクセス数の変化を検知する閾値を下げ、不正な侵入を防ぐ対策を足した⁠[6]

ログインには最新バージョン3.6.2へのアップデートが要り、メールアドレスとパスワードを登録していない人のアプリへの利用登録は休止が続く⁠[6]。ペコマーケット(景品交換)の申し込みサイトは11月以降に再開する見込みで、10月末と11月末に期限を迎えるポイントは12月末まで延ばす⁠[5]。9月末で失効する分は、第二報で1か月延ばしていた⁠[2]。

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未公表の事項

  • 不正アクセスの手法と経路(セイコーマートは、警察および関係機関と連携しているため詳細の開示を差し控えると説明した⁠[3])
  • 第三報と第四報で対象の数が変わった理由
  • 報告先の行政当局の名称
  • 不正アクセスが始まった時期と続いた期間
  • 会員情報の閲覧・変更に代わる機能の提供時期

出典

当事者

報道機関

背景資料

更新記録

  • 2026年10月4日:公開した。
  • 2026年10月26日:セイコーマートの10月26日の公表を加えた。

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